20170426-0503 プラハーヘルシンキ旅(3)カレル橋・市民会館

▼2017/04/27 プラハ2日目(2)~ カレル橋・市民会館

カレル橋へ向かう途中で、川辺からカレル橋を撮影。
めっちゃ白鳥いるんですけど。あと、よくモチーフで見るよねこの鳥。

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この川は、ヴルタヴァ川(チェコ語)= モルダウ川(ドイツ語)です。
そう、スメタナ交響詩モルダウ」で題材になった川。
ふんふんと、歌いながら橋へ向かいました。
「ぼへーみあーのかーわよーもーるだーうよー すぎーしーひのごといまーもなおー」

お土産屋さんを冷やかしたりしながら向かっていたら、こんな細道を見つけました。
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お店の入り口だった!信号ついてるー。


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カレル橋 - Wikipedia

カレル橋つきましたー。ずらりと並ぶ石像は28体。
観光名所とあって、出店も沢山並んでいました。

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このおっさん、わざーっとここに座ってるみたいで、石像を眺めていると目があってニヤリとされた。
「写真とっていー?」と笑いながら尋ねたら「もちろん!」って感じで返事されたので撮影しました。

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ボヘミア守護聖人。聖ヤン・ネポムツキー像。

ネポムクのヨハネ - Wikipedia

レリーフを触ると、幸運が訪れるんだって!

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渡り終えたところからプラハ城を臨む。

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観光地の欄干に鍵するのはどこも一緒なんでしょーかねぇ。

そのまま歩いて、市民会館へ。
途中、天文時計も見ましたよ。

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プラハの天文時計 - Wikipedia

古くは1410年から修理と改修をかさねて立ってるんですね。
今回も建物が改修中でした。思ったより低い場所に設置してあるんだなー。

そして、市民会館のビルに入っているブティックで心を打ちぬかれたのが、このポスター。

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BLANKA MATRAGI
http://www.blankamatragi.cz/en/
素敵過ぎるううううう。キュビズム的なドレス!!!

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ティーセットも素敵。
超テンションあがりました。きゃーきゃーきゃー。

そしてプラハ市民会館。
http://www.obecnidum.cz/
ガイドツアーのみ、中が見られます。
ここには、ミュシャがデザインを担当した「市長の間」があります。

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写真撮影は別料金が必要なので、今回は見送り。
スメタナホールの立派なパイプオルガンや、色々なホールの趣向を凝らしたデザインを見学しました。
ミュシャがデザインした「市長の間」は圧巻!です。
いやあ、ほんと。自然と震えと涙が。

今回、ちょうど「スラブ叙事詩」が日本に来ているタイミングですれ違って残念に思っていたのですが。これが見られて良かったとつくづく思いました。
プラハ行ってこれ見ないの損だと思う。
写真撮影ナシにしておいてよかったなーとも思います。
目に焼き付けて帰ろうと、じっと眺めました。

次に来る時は、スメタナホールで「わが祖国」を是非聞きたいなあ。(フラグ)

市民会館を後にして、「黒い聖母の家」へ。
代表的なキュビズム建築ですが。(建物撮るの忘れてた(´・ω・`))とにかく、階段が素敵。

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上から下を臨む。龍の骨みたいな。

 

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入り口の看板。かわいい。

ここに入っているショップで友人がキュビズムのカップ&ソーサーをゲットしてました。
長年、悩んでいたそうな。いいと思う!!

この日の夕ご飯はこちらー。

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豆のシチュー&スタロプラメン UnfilteredとPremium

Staropramen

・・・だったと思う!笑

Unfiltered(にごってるほう)はまろやかで、甘みが強い感じ。
Premiumは、これぞビール!という感じの苦味。でもさっぱり軽い。
そんな感じでした。

ごはんの後は、国立マリオネット劇場へ。

www.youtube.com


WW1の際のドイツ支配時、チェコ語の使用を禁じられた際、マリオネットはチェコ語での上演を許されたということで。
この中で、社会風刺が行われていた背景があるそうです。
(参考:チェコ・マリオネット 不思議な魅力を放つチェコの操り人形 | BIRD YARD

演目はドン・ジョバンニ@モーツァルトです。

ドン・ジョヴァンニ - Wikipedia

モーツァルトがオケを振って、狂言回し的なポジションにいて。楽譜撒いたり、水撒いたりしてました 笑
結構ユーモラスな演出も多く、退屈しないように工夫をされてはいるのですが。話の筋を入れずに行ったので(っつーか、ロクな話じゃねぇ)、あんまり解らず。旅の疲れもあって寝ちゃった 笑

なので覚えてるのは、死神がうろちょろする部分とマゼット&ツェルリーナとなんかやってんなーというところ。
声楽で「ぶってよマゼット」をやったことがあったので。(これもロクな歌じゃねぇ。っていうかこの女マジやめとけマゼット。。。)

友人に「ドン・ジョバンニが地獄に落ちるとこは見たい。」と伝えたら起こしてくれました 笑
最後は、人形使いさんが舞台に出てきて「時間だから!!!」と人形達を宥めて終幕。という感じでおしまい。
人形使いさん達、いいキャラしてました。キャラ死ぬときセットによりかかって一緒に死んだりする 笑

盛りだくさんのプラハ市内観光でへとへとになってホテルに戻りました。

→ (4)へ続く

20170426-0503 プラハーヘルシンキ旅(2)着物でプラハ城!

▼2017/04/27 プラハ2日目(1)~ 着物でプラハ城!

翌日はプラハ市内観光。憧れのプラハ城へ!

昔から、憧れの土地だったプラハ
ヴンダーカンマーの本を読んだとき、更にその憧れは強くなりました。

○愉悦の蒐集 ヴンダーカンマーの謎 / 小宮 正安

https://www.amazon.co.jp/dp/408720409X/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_KDYczbKGTQ06J


プラハ3回目の友人のおかげもあって、スムーズに?のつもりが。
トラムを一駅乗り過ごして、ちょっと散歩にw

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ヨーロッパって結構桜が咲いているのかな。
3年前のロンドンでも咲いてたし。

無事にプラハ城へ。

プラハ城 - Wikipedia

世界最古、最大。の王宮。らしい。
数々の歴史の主人公たちが居城とした場所。
しかし、この形になるまでの経緯が複雑。。。

入場はセキュリティがいました。

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前はいなかったらしいのでテロの影響なのでしょうかね。

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ヴィート大聖堂見えました!!!

そして念願の、聖ヴィート大聖堂

聖ヴィート大聖堂 - Wikipedia

カトリックプラハ大司教司教座聖堂であり。
沢山のボヘミア王の墓所
そして、色んな為政者の意図が内部に込められている場所です。

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大聖堂大きすぎて正面が入りきりませんわー。
「すげぇ。。。」と言った後、しばらくぽかーんと見上げてた。

で!今回の旅には一つ野望がありました。
着物でプラハ城!!!!!野望達成!!!やったー!

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まあ、おはしょりも帯締めもなんか崩れてるし。
足元はスニーカーだし、腕まくってダウンジャケット着てたけどね!
そうそう、腕をまくればダウンが着られる!っつーのも発見でした。
寒くても着物怖くないね!!!!


さてヴィート大聖堂は中へ参ります。
入った後も、しばしあんぐりと口をあけて眺めちゃった。
言葉がでない。。。

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そして、ヴィート大聖堂といえばこれ。

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アルフォンス・ミュシャのステンドグラス。ああ美しい。


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ステンドグラス。うっとり。


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とてもホーリーな雰囲気


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残念ながら、正面玄関の裏側にあるバラ窓は改装中で見られませんでした。
また来いってことだなぁ~。(フラグ)

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横から見ると、この鋭利な屋根を支える支柱がよく見える。
ガーゴイルもいっぱい!
きっと夜中に、彫刻たちはざわざわと話をしているに違いない。


その後、旧王宮を見たり、衛兵交代を見たり。

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衛兵交代は、王宮の外に出てしまって再度セキュリティチェックを受けるハメに。
すごく観光客が並んでて、30分ロスした。。。(´・ω・`)

さてぼちぼちお昼だねぇ、どうしようかーと思ってたら。出店が出ていた。

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イースター的なノリかな?
このあたりの名物をいただきました。

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焼きたてのぐるぐる。トルデルニーク。コーヒーとあう~
お土産をちょっと覗きつつも、次へ。

聖イジー聖堂

聖イジー聖堂 - Wikipedia

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プラハ城で一番古い教会。
古くて、質素でこじんまりしていますが。長く権威を持っていた教会だった模様。

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勇者が入ってきそうな扉。

次は、黄金小路へ。
錬金術師が住んでた場所。カフカも住んでたみたい。

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上のほうは、武器が沢山陳列してあった。奥のほうには拷問道具も。。。

ガイドブックにも掲載されているコロス・アルケミストという錫製のブックマークや小物がとても可愛くて。
沢山、お土産を買いました。変なモチーフ沢山あって、めっちゃ迷った!

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自分用。竜の落とし子と馬のブックマーク、手のクリップ。
手のクリップは、今回の旅のカードのレシートを止めてます。。。笑

黄金小路を抜けて、ダリボルカ塔へ。
牢獄です。色々エグい拷問道具が。おううう。
※入り口も拷問道具があるので苦手な人は次の写真は流してくださいね。


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塔の名前は、最初に収容されたダリボルという人に由来するらしい。
スメタナのオペラの題材にもなっているそうな。

さて、プラハ城の見学もこれでぼちぼちおしまいです。
出てきてすぐのところに、面白スポットが。

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青年像。
手に届くところにアレがあったがために皆さんお手に触れられるのですよねぇ。。。
お陰で光輝いております。。。ええ、恍惚とした顔でねぇ。。。

お城を出たら、眼下に広がる百塔の街。
わあっ!と声を上げて駆け寄って、写真を撮りました。

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遠くにカレル橋も見えます。

長い石畳の階段と坂を下り、そのカレル橋へ向かいました。

→ (3)へ続く

20170426-0503 プラハーヘルシンキ旅(1)準備~出発~プラハ到着

2017/04/26-05/03 プラハヘルシンキ旅行記。

▼旅の準備

海外旅行猛者の友人をダメ元で誘ったら2つ返事でOKが出て2人旅になった。
彼女はプラハ3回目、ということで彼女が行ったことがない国をコンボにすることに。
結果、ヘルシンキをチョイス。

旅の予約は1月の前半。その時点で4末GWの2日前までのそこそこの値段の日程は結構埋ってて、3日前出発になった。

もろもろ空港税などを含め プラハヘルシンキ 8日間お1人 ¥169,530也
燃油サーチャージがなんかまた上がってた。ムキー!

その他、外貨(チェココルナ&ユーロ)、wifiと携帯のバッテリ(命綱)、電気の変換プラグ(色々変えられたり、USBついてるやつだったり)、海外旅行保険(クレジットについてるやつでは足りなかったので買い足した)を準備した。

・・・出発寸前で、てるみクラブとかオーバーブックとか北朝鮮の話で不安になるw
会社の人にも、行ってる間に戦争になったりして~とかシャレにならんことを言われる。
そして、滞在中のプラハの天気は雨予報。やめてぇ。

▼2017/04/26 成田 → ヘルシンキプラハ → ビール

最寄駅から日暮里を経由して京成スカイライナーで成田まで。
席に座ろうとしたら、でっかいベビーカーが席を占拠してて「おおう!?」とまわりを見回したら、外国人のお母さんが申し訳なさそうにどけてくれた。
大きなバギーを置けるような場所って電車にはないもんねぇ(´・ω・`)とはいえ完全指定席の車内なので場所を譲ってあげられないし。
荷物置きになっている場所の前の通路になんとか落ち着けてました。電車が動いてる間は乗ってこないからどうにか。

成田で友人と合流して、いざチェックイン!

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フィンエアーだ!ということは!

 

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機内の諸々がマリメッコデザインです。
個人的にデザインによって大きく好みが分かれるのですが。ドット系はかわいいと思うw
エコノミーの座席は狭いです。前にのった英国行きのバージンの直行便より狭かった、と思う。
男性はしんどいよなぁコレぇ。。。

機内食はこんな感じでした。

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ビールはアサヒ or フィンランドビールのカルフAから選択です。
もちろん、フィンランドビールを選びますよ。当然。

 

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こっちは軽食。
アイスは食いそびれたw

ヘルシンキまでの飛行時間は9.5時間。
ビール、ごはん、寝る、ごそごそする、ちょっと寝る してたら軽食が出て、ヘルシンキに到着します。
映画も吹替えで見ていたSingの英語版の最後とファンタスティックビーストをちょっとだけ見たくらい。

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トランジットのヘルシンキは流石の寒さ!(笑)
いやあ、迷ったけどダウン持って来てマジ正解だった。。。

入国手続きもスムーズ。っつーか、EU、スカンジナビア、スイス、日本、韓国のパスポートは入国審査が自動化されてる。
先人達が積んできた信用にマジ感謝だなぁ~。

乗り換えまでの2時間はあっという間。少し足のむくみもとれて体ものばせる。
その後、チェコ行きの飛行機へ乗りました。飛行時間2時間。
プラハ到着ぅううう!!!!!

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出迎えのプラハのおっさんたち。

で、そこからプラハ中央駅行きのエアポートエクスプレス(バス)に乗りたかったんだけど。。。
我々のついた第2ターミナルからは、出ていないことが発覚。ノー!!!
切符をお札で買おうとしたら、お札入れのところに小銭を詰めたバカがいたようで入らない。ぬおー!!でも5コルナゲットした!(笑)

・・・なんとかカードで切符を買い、市バス+地下鉄+トラム(路面電車)を乗り継いでホテルにたどり着きました。

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プラハの交通チケットは時間制でバス・地下鉄・トラム乗り放題。時間すぎてチェックに見つかると罰金。まあ1度もチェックあわなかったけど。これは90分で32コルナ。

主要駅では1日とか3日間乗り放題チケがカードで買えるので、次の日からはそれを使いました。
街中の小さい駅から乗る場合はタバコ屋で買える模様。

今回のホテルは アリストン プラハ

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wifiは部屋からは弱かったけど、一応ありました。
バスタブなし、シャワーブースのみ。
電気ポットつき!はポイント高いね。

すぐに食事に出かけました。

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聖プロコピオス教会、らしい。
ちょっと歩いただけでこんな教会がある。

プラハ最初のビールとごはんはこちら!

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グラーシュ&Bernardのビール
・・・多分呑んだのはUNFILTEREDのどれか、だと思うんだけど!笑
グラーシュのつけあわせの、小麦粉のカタマリ的なものはとても戦闘力が高いシロモノです。
お店によって随分味付けが違うらしいので、それも楽しみ。

→ (2)へ続く