続・わるいおっぱい

一通りの治療を終え、やっとカタがついたので。
闘病記とやらを記して、今年を終えようと思います。

 

晒すのも痛々しい気もしますが。
始めたからにはオチをつけないと気が済まない。
というわけで、続編。そして完結編(でお願いしたい。)

 

なお、かなりヘラヘラとした闘病記になっていますので、今闘病などで苦しんでる方にはイラッとする内容かもしれません…。
もし、不快な方がいらっしゃいましたら、お詫びを申し上げます。

 

わるいおっぱい①はこちら

https://mistycafe.hatenablog.com/entry/2021/12/26/000000_1


 

+++

 

前回のおっぱいポスト(言い方)から、ずっと定期的に検査をうけておりました。

 

とはいっても、半年後以降は年1のスパンで「超音波(エコー)」と「マンモグラフィー」を受けるのみ。

通常の乳がん検診のスパンと変わりませんでした。専門病院であるということ以外は。

 

そして、2年の歳月が過ぎ…2020年12月の検診で、コトは動き出した。

 

主治医 「うーん?しこりの影が大きくなってるっぽいねぇ…」
私   「まじすか~?」
主治医 「今回は徹底的に調べよっか~。若い(注)から、良性の可能性も高いし。さすがに長く通ってるからはっきりしたほうがいいでしょ?」
(注:対高齢者。先生曰く、おばあちゃんになるとほぼ悪性なんだそうです)

 

というわけで、東京医科歯科大(なお初回は予約いれるだけで半日かかってブチ切れそうになりました。大病院ェ)にて、さらに詳しい生体検査…エコーかけながら組織針での検査実施となりました。

 

この詳しい検査とゆーのが…おっぱいに直接麻酔打った上で…以下略…中々エグかったです…。
なお、診療明細見たらばっちり「手術」って書いてありました。検査代もエグかった。そりゃね手術だもんね…。

 

因みに、検査後のおっぱいは内出血でまあ酷い有様でした。振動が響くと痛い。
虐待痕みたいじゃん!って1人でウケてましたが・笑

 

しかし、こういう検査ってほんとーに結果まで時間がかかるのですよね。
こっちの病院の初診から1ヵ月くらいだったでしょうか…悶々としながら、結果を待ちました。

 

「ええ、2ヵ所。初期の乳がんです。」(あっさり)

 

エェエエエエエエ。
こんなにあっさり言われちゃうもんなのぉ…???

 

まあ先生からすれば、何千人って単位で伝えてるでしょうし、もっと深刻な方も多いでしょうからそんなもんでしょうけれど。
あっさりしすぎて「ガンだガーン」なんて考える間もなかった。(昭和か)
なんか、こう。もうちょっと、ねえ!?(だから、昭和か)

 

あとは主治医の先生と相談してくださいね~。と言われて元の病院で入院・手術予約となりました。
この時点で、3月中旬。そこから手術の確定までは1ヵ月程度かかりました。

 

その間は、病気や保険のことをネットで調べまくりの日々を送っておりました。
出典元と掲載日をこれほど真剣に見たのは初めてだったかもしれません…笑
あと、情報を鵜のみにしないよう、淡々と知識を入れることを心掛けました。

 

…が、この時期はさすがにメンタルがキツかった。
なるべく、淡々とを心がけていましたが、悪い夢いっぱい見た。

 

というわけで、4/末に左乳房の全摘手術&10/末に乳房再建の2度目の手術(後述)をうけ、今に至っています。
初大病、初入院、初点滴、初全身麻酔。初づくしでしたねー。
蓋をあけたら結局4ヵ所あったそうですが、幸い切除のみ、抗がん剤ナシですみました。

 

今はすっかり元気です。というか、元々元気なんですけどね…不思議な感じです。
身体になーんの影響もないうちに見つかれば、この程度で済むんだなぁ~と実感しているところです。

 

▼アホではない余談 ハイ ( ゚∀゚)o彡゚ オッパイ オッパイ

 

・その① コロナの影響

手術期間は、第4波の最中。
術後の主治医曰く「いやー、この時期でほんとよかったわ。明日はどうなるかわからん」とボヤいてらっしゃいました。
(まさかΔでさらに追い込まれることになるとは…)

 

・その② 朝の回診

今回の手術は、乳腺外科と形成外科のお世話になりました。
朝の回診がぶつかると、10人ほどのお医者様が集まって様子を見てくださいます。
(おおお、テレビで見たやつだ~ほんとにぞろぞろ来る~)
主治医が「密だね!!」と笑ってました。

 

笑いごとじゃないよぉ…和むけど…笑

 

・その③ 偽ボイン

おっぱいを乳がんで全摘する場合、術後の状態を4つのうちから選びます。
①とりっぱなし ②偽乳(腹肉) ③偽乳(背肉) ④偽乳(人工)

 

全部、一長一短あるので、その中から選びます。
私は④でほぼ即決でした。

 

理由として
・復帰が早い(入院は9日間、2週間で仕事に復帰しました)
・趣味柄(歌をやってます)腹も背中も使う(おっぱいはオプションだよねぇ)
・残ったおっぱいが乳がんになったら、シリコンを抜ける

 

という理由でした。
 なお、主なネガティブ面としては、
・手術が1回で終わらない。
・10~15年後に、シリコンを入れ替えなくてはならない
ということがあります。

 

手術が1回で終わらない理由は、偽乳を入れる場所を整地する時間が半年ほど必要なんですね。
簡単に言うと、大胸筋(の下?)を水風船でちょっとずつ拡張し、最終的にシリコン製に入れ替えるのです。

 

さまざまな事情から、残っている胸より少し大きめに拡張し、最終的に残ったほうと大きさをあわせたシリコンを入れるのですが…。
拡張用の水風船にちょっとずつ、ちょっとずつ生理食塩水が増えていくにつれ…当然のことながら重くなっていきました。

 

おおお?今、左だけボインじゃ~ん!
…とケタケタと笑いながら、実際ボインさん重いだろうなあ~と思いを馳せておりました。(肩こり乙ですよ…)

 

ちなみに、
②の腹肉からの再建方法だと、ふくよかな方には喜ばれるそうです。お肉が減るから。ナルホドネー!!
リアルボインさんは、③の背肉からの再建方法ではできないこともあるらしい。背肉は薄いから。ナルホドネー!!
なお、④の人工乳房を選んだ私ですが、筋肉の位置が変わるので腕や胸の筋肉を動かした際に左右で違ってて面白いです。

 

しかし…人体の繊細なれど順応力の高さに驚きます。
わりとテキトーなんだな…(いや、医学がすごいのか…)

 

10/末に2度目の手術を終え、無事に左右そろった大きさになりました。(が、ちと問題発生。その⑪に続く)
なお、Before1→2のさわりごこちの違いは、ビーチボール→PCマウス用のアームレストになった感じです。手首が安らぐぷにぷに感。

 

・その④ 母との会話

この状況下ですので、付き添いは入・退院時のみということでしたが。
緊急事態宣言下の東京へ、高齢者の両親をわざわざ上京させるという選択肢はありませんでした。
こっちも、不慣れな都会にいる両親をフォローする余裕はさすがにないしね…。
「こんでよかけんね!一人で大丈夫やけん!」と母に伝えました。

 

福岡に住む両親は、この時点でワクチン接種のメドがたっていませんでした。
親としては付き添いたいけれど、東京に行くのは怖い…という逡巡が目に見えて、切ないというか申し訳ないというか…。
こういうやりとりをしなくてはならない、ということもコロナ禍の嫌なところでしたね。

退院後、故郷の老舗料亭製の好物 東坡煮が送られてきました。ありがたや。

 

・その⑤ 同意書

手術にあたっては、たくさんの書類やガイドをいただき、同意書にもたくさんサインをしました。
まあ、どれもリスクについての承認を求める内容になってます。エグい。

 

個人的に一番怖かったのが、全身麻酔の同意書でした。
スヤァして帰ってこれないってことやん…。
ということで、こりゃ経験者に話をきくのがよさそうだと、ヒアリングしてみました。

 

母   「いやー、久しぶりにぐっすり眠った感じだったよー」(不眠症状持ち)
同僚   「すごく気持ちよかったよー」
友人① 「出産時に麻酔抜かなきゃいけなくなって、痛みで死ぬかと」
友人② 「抜けるとき気持ち悪かった。薬中ってこんな感じかと思った」
友人③ 「幽体離脱した」(!!!)
Twitter 「寝て起きたら終わってる」

 

なにそれ…ちょっと…面白いじゃない…笑。

 

どんな体験できるんだろう?とドキドキしつつもわりと落ち着いて臨めたと思います。
さすがに、徒歩で向かった手術室の自動ドアあけるのに気合が必要でしたが…笑

 

実際は確かに寝て起きたら終わってました。わりとその後のことはしっかり覚えてて、病室戻ってからはウトウトと覚醒(&激痛)の繰り返しな感じでした。
(そういえば、次の日だったかな?麻酔科の先生が起きたときの状況を細かくヒアリングしにいらっしゃいました)

 

なお、入院中のベッドとの相性が悪く腰が痛かったです…ツラァ(そして、寝返りの度に激痛で悶絶)

 

・その⑥ マーカーでマーカーされる

手術前日は色々と検査だったり、準備があったわけですが。
形成外科の先生の準備というのが豪快で、油性マーカーで上半身に色々とガイドを書き込まれました。
ええ、おっぱいの形にまるーく…ウケル。他にもサイズとか左右とかめっちゃ書かれた。

 

色々とデジタル化されて進歩しているだろうに、こういうところはアナログなんだなぁ…(なお、10日ほどその入れ墨と過ごしましたとさ)

 

・その⑦ 健康保険

たいしたケガも病気もしない人生だったので、こういう時のお金どんだけかかんの?と戦々恐々。
と、思ったら。上限決まってるし、健康保険で結構返ってくるじゃん。マジ!?
会社にもよるのかもしれませんが、ひどく手厚くてびっくりしました。毎月保険料払ってる甲斐があるってものですね。ありがたや。
まあ、戻ってくるのに3ヵ月くらいかかりますけれど。

 

あと、掛け捨ての安いのでいいから。
医療保険はかけとけ。マジ。悪いこといわんから。

 

・その⑧ 感覚が戻ってくる

おっぱいの中身をとってしまった直後は、ほとんど感覚がなくなっていたのですが。
ちょっとずつ、戻ってくる。ということを聞いてびっくり。
神経回路が思い出すのか、つながりなおすのか?人体の不思議。

 

たしかに、直後はつねっても痛くなかったけど、今はちゃんと痛いです。
触覚、痛覚がわりと早く戻り、温感は遅いそうな。

 

・その⑨ もう1本

東京医科歯科大の検査にて。組織針のエグい検査中の話。
1回…2回…と数回実施されたわけですが、5回終わったあと…

 

先生「もう1本いっとく?」
私 「……ばっちこーい!

 

先生たちの爆笑をいただきました。
飲み屋でおかわりゆーとんやないぞ…笑

 

・その⑩ 山頂から山頂へ

私は左乳房とともに、左乳頭(チクビー)も切除しました。

 

再建の際に乳頭も一緒につくるのですが、残っている乳輪をぎゅっと縮めてそれっぽいものを作ると聞いてました。
乳輪を縮める場合、乳輪の足りないエリアは入れ墨で処理をするらしい。

 

が、手術前日になって先生から別の提案が。

 

形成外科医 「乳輪のバランスが左右でいい感じだから、右の乳頭からの移植にしよっかー?」
私     「入れ墨、移植とどっちがリスク高いスか?」
形成外科医 「ん~?移植はほんとまれーに付かないことがありますね」
私     「っえー、なら乳輪からのほうがよくないですか~?」
形成外科医 「でも、バランスは移植のほうがいいと思うんだよね~」
私     「…どっちでもいいですよ~。先生決めてくださいよー」
形成外科医 「う~ん~どっしよっかな~。部長に相談してみるね!」

 

…結果、術中にシリコンを入れたバランスで決めることに。
術後、酸素マスクが外れた後、そっと覗いてみたらば右のおっぱいにも大きいガーゼが貼ってありました。

 

退院後の検診にて、先生が「だいじょーぶかなー」と患部をめくっていたのが印象的でした。
一度だけ、半分しか定着しなかったことがある(!!!)そうで、未だにドキドキするそうです。怖えぇ~!

 

という訳で、無事に山頂が造成されましたとさ。

 

しかし、ほんと人間の体はテキトーだな!笑
まあ、でも植物だって接ぎ木できるし…まあおっぱいも自腹で作れるし。そんなもんか…。

 

・その⑪ 微妙に鏡餅

乳輪、乳頭の再建はうまくいったのですが。
ビミョーに乳袋の付け根に段差ができておりました。うっすら鏡餅っぽい段差とゆーか。

 

時間が経てば収まるのか?とおもっていたのですが、どーも狙ったところにシリコンが収まらず、後ろ側に落ちてしまってるらしい。
たまになる人がいるんだって。先生にあやまられちゃった(つまり、失敗なんじゃねーのこれ?)

 

…とゆーわけで、再手術確定(笑)
まあ、局所麻酔の軽い手術ですむようです。
傷増えちゃうけど、気になっちゃうからやってもらうほうがいいだろうという判断です。
まあ、誰に見せるもんでもないんだけどねぇ…笑
あ、有給ないから、春以降にしますw

 

・その⑫  細切れ

がんの進行の程度は、実際は切除の後で、病理検査の後に確定します。

 

がん診断の時点では、ステージ0(浸潤なし、上皮内新生物)とのことでしたが、確定するまでの1ヵ月間はとても不安でしたねー。
幸い、ステージ0で確定。抗がん剤もナシで本当にホッとしたのを覚えてます。

 

病理結果は白黒でしたが、切除後に検査の為に細切れになった自分の乳房と乳頭が写っていました。
エグいなーと思いつつ、戦いの記録だーと実感しました。


+++

 

関係者の皆さんには、大変ご心配をおかけしました。

 

こういうことって、結局伝えてもしゃーない(自分ががんばるしかないので)ことだけど、近しい人には伝えたほうがいいかなー…などと思ったりもして。バランスが難しいですね。

 

伝えた友人たちは「困ったらすぐ行くからね!」とか、メンタル病んでたと伝えたら「言ってくれればよかったのに!水臭いわ!」とか、声をかけてくれて、本当にありがたかったです。

 

直接会った人には、啓蒙含め友人・知人含めちょこちょこと話をしているのですが、驚くのは「わたしもー」という人がけっこういらっしゃることです。
ほんとに、身近な病気の一つなのだなあと実感しますね。
まあ、そうだよね。日本人の半分はがんになるんだもんね…

 

こういうことを全部1人で乗り越える、というのもいい勉強になりました。
なんか、覚悟が少しできたような感じ。身体とか加齢とかね・笑
少し強くなれたかな。

 

なお、現在本人はいたって元気です。お酒も飲んでます!笑
今年はもう、生きてるだけ万々歳。合格!な気分です。

 

私は衝撃のキッカケから、2年の経過観察を経てこのような結果になりましたが。
検査を受けていれば、初期で見つかる可能性も高く、予後も軽く済むので。
ほんと、面倒だけど、検査受けましょうね…。(マンモ痛いけど…笑)
ということをお伝えできればなーと思った次第です。
(あー消化器系の内視鏡も受けなきゃな~<未経験)

 

というわけで、わるいおっぱい。これにて完結!
お読みいただき、ありがとうございました!

 

ハイ ( ゚∀゚)o彡゚ オッパイ オッパイ

わるいおっぱい

以下の日記は、2018年10月初旬に友人向けのSNSに書いたものです。

ここから2年後続編を書くことになろうとは…。
前編から読みたい方はこちらからどうぞ。
闘病記だけでいい方はこちらから

https://mistycafe.hatenablog.com/entry/2021/12/26/000000


 

++++

2018.10.09

注射のとき。
貴方は見ますか?見ませんか?
私はガン見します。
何されるかこわいじゃん。

とゆーわけで、ピンクリボンな月ですが。
イムリー過ぎる出来事があったので、書きます。

 

ここ1ヶ月ちょっと、実は乳がん疑惑で検査を受けていました。

 

遡ること、8/末の某日。
朝起きたら、パジャマの胸のあたりに謎のシミがありました。
「何この食べこぼし。恥ずかしー」と、洗濯機に投げ込みました。
何食べたっけ?なんて呑気なことを考えながら。

 

その日の夜。お風呂に入ろうとして、ギョッとしました。

 

おっぱいから血ィ出とるやん!!!!!!!
怖ッッッッ!!!

 

速攻ググってみましたが。
怖いことしか書いとらん!
わーわーわー、めっちゃ怖いぃー。(そっ閉じ)

 

実は更に怖くなる理由があったのです。
それは乳がん検診をまったく受けていなかったこと。

 

とにかく婦人科が嫌い。
デリカシーのない女医に嫌な目にあわされてきたのです。

 

昔エコーをうけたときも、ジェル拭くティッシュ投げられたし(なんか傷ついて、なんじゃそれってウケたけど(笑))

 

ご開帳したまま、放置されたりさ。(看護師さんとお互い半笑いで降ろしてもらいました)

でも、流石に仕方がないので腹をくくって自宅近くの婦人科へ。

 

先生「しこりとかは?」
私「ないです」
先生「(触診)あるじゃない」
私「えー!?」
先生「ほらここ」
私「マジだ!?」

 

自分のおっぱいなんて、そんなやわらかタッチで揉まねぇよ!!!
よくわかんないコリコリもいっぱいあるやん!!!

 

と、よくわからない逆ギレを自分の中でおこしつつ。
速攻で、駒込病院へ紹介状を書いてもらい詳しい検査が始まりました。

 

丁度、さくらももこさんの訃報があったりと、かなり不安にもなりましたが。
受け入れる覚悟をして、最終的にはネタにしてやろうとワクワク(?)しながら検査に臨みました。

 

▼受けた検査

 

①超音波&マンモグラフィー放射線

乳がん検診の基本。
マンモは噂通り痛かった。

 

②分泌物検査

おっぱいめっちゃ絞られました。
搾乳ではなく、搾血!!いてててて。

 

③胸部(乳房)MRI

MRI。おっぱいの穴が空いたベッドにうつ伏せで撮影。造影剤で管に繋がれる(管も初体験)
色んな音がして面白い。
おっぱいに穴の型が付いてた。

 

④乳管造影(マンモグラフィー

乳管に造影剤をいれてマンモ。
造影剤をいれるのは痛くはなかったけど。
「?!?!」って感じに変な顔になる程度の違和感。

 

⑤組織検査

出血としこりは別モノと発覚。しこりの組織検査。

と言うわけで、1ヶ月ちょっとの検査の結果、経過観察ということで決着しました。

次は半年後に検査、ということなので。
乳がん検診の代わりに丁度いい感じかな。

 

▼アホな余談 ハイ ( ゚∀゚)o彡゚ オッパイ オッパイ

 

・その① スキンヘッドチャンス!?

1度はしてみたいスキンヘッド。
乳がんか!?となった時に最初に「あ、これチャンス?もしかして?」となったのでした。
残念ながら、チャンスはお預けの模様。

(こういうチャンスはいらんじゃろ)

 

・その② おっぱいのカサが減る?

検査結果をうけて、その後の選択の中に、怪しい部分を全部摘出して調べる。というものがありました。

 

私「先生、これ全部とったらおっぱいのカサ減ります?」
先生「減ると思います」

 

てゆーか、そこじゃねぇだろ。俺!

 

・その③ 半笑いで受け入れる

後半は未経験の色々とどーもハッキリしない結果になりそうなことがわかってきて、母への報告も苦笑い。

 

母「アンタ、笑い事じゃないとよ!?」
私「でも、笑うしかないやん?しょーがないもん」
母「。。。そうやねぇー」

 

心配しつつも、笑い合う。
そんな、母娘でごさいました。

 

+++

 

母や妹や近しい友人にも心配かけたし。
特に母は気にかけてくれてフォローをくれたので、こまめに連絡をしました。

 

おっぱいはなくても困りはしないのだけれど。
まだ、おっぱいも命も惜しいみたい。
気をつけていこうと思います。

 

ハイ ( ゚∀゚)o彡゚ オッパイ オッパイ

 

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そして、これに2021年に続編ができてしまいました。
続きはこちら

mistycafe.hatenablog.com

20170426-0503 プラハーヘルシンキ旅(8)覚書

▼小事件&小さいことの覚書

旅日記は終わりました。小さいことの徒然を書き留めておこうと思います。

■水難事件 ~ 炭酸水ばっかり!

ふつーの水を買おうと頑張ってラベルを見て買っていたのですが。
どーしても、炭酸水を引き当ててしまっていました 笑
粉薬が飲めない!!!!

ヘルシンキでは、ノンガスと信じてあけたら、スプラッシュ!してしまったり 笑

日本に帰る前日。ヘルシンキのコンビニみたいなところでお店の人に尋ねてお水を買ったんですけれど。 なんか疑心暗鬼でした。

私:大丈夫かなぁ~?
友人:じゃあさ、それあけるときめっちゃ振ってあけなよww
私:おおう、じゃあめっちゃ振ってあけてやんよ!!!!!!←バカ

ヘルシンキのホテルは、タイル張りの土間みたいなエリアがあったんですが。
そこで、めっちゃシェイクして開けてやった!!!
・・・・勝った!!!!←セーフ

最後にして、水難を免れました。
・・・わかんねぇなら、ちゃんと聞いて買え。ってことですね。
しかし、ほんとにわかんなかったよー。

そーいえば、スクリューキャップじゃなくて、引っ張ってそのまま飲めるタイプのキャップも多かったですね。


プラハは結構現金使う。

チェコの通貨はコルナです。
現金は、トラベレックスで換えて行きましたが、店舗によっては置いてないので確認してからのほうがよいかと思います。
私は東京駅で変えてもらいました。(最初に新橋行ったら、ナイって言われた)

レートは 1ck=5.23円でした。

で、旅の情報には「ほぼカードで済むので現金は~」云々という情報がありましたが。
飲食店でカード使えないところが結構多かったです!!!!!
1.5万換えてって、結構ギリギリだった。
ショッピングは大丈夫でした。

フィンランドはユーロ。北欧圏は結構色々と物価がお高い。のですが。
散歩ばっかりしてたからあんまり使わなかったよ!2万円分(レートは1EUR=120.2でした)変えてったのに余った!笑

ちなみに、ittaraやらARABIAは空港の免税で買うのが安いです・・・そりゃそーだ 笑
免税してもらうのも忘れてたけど、それでも日本で買うよりはお安かったですよ。

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ittara タイカの黒。これはコーヒー専用だ!

てゆーか、ギリギリで燃油サーチャージかけられた。ぬうううううう!!!

■ビールコレクション

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ビールトータル14杯!

元々、ピルスナータイプよりは、ちょっと重めのほうが好きです。
ヨーロッパスタイルなら茶色いビール。
なので、フィンランドビールのほうが好みに近いです。軽いのも多いけどね。

あああ、カルフのグラス欲しいいいいいいい。(捜索は続けます)


プラハヘルシンキの人々。

プラハの人々は観光客にとてもやさしくて。
何かと、気にかけてくれる感じでした。
お店の人も、親切で親身になってくれる感じがありました。
ベッドメイクのチップに返事があったりね。

ヘルシンキは街自体がとても合理的な感じがあって。
全体的にシンプルデザインな国だなぁと思いました。
でも冷たさはないです。人のためのデザインがされている国というか。
室内の居心地のよさは、流石だなぁと思いました。
もちろん、お祭りの熱い感じに触れられた、というのもいい経験でした。

どこの国にも、スプレーの落書きはあるし。
何かで喧嘩していたり、呑んで騒いでる若いのはいるし。
反面、おだやかなおじさま、おばさまもいて。
モノも、古いものと新しいものが常に混在している。
どこの国もそれは同じだね。

私は一応、単一民族(勿論、琉球アイヌやらあるけども)、言語指定の必要のない国で生まれ育ったから。日常生活で民族というものを考える機会なんてあまりないけれど。
海外で民族的な思想や独立を勝ち取った歴史に触れたりすると。
自分の国だったり、アイデンティティだったりを考えたりします。

友人の多大なるサポートもあっての快適な旅でございました。
次はどこへ行こうかな。
3年後くらいにまた遠出できたらいいけれど。

 

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戦利品の山

■色々な風景

CANON Nで、色々と写真をとりました。
ランダムおもしろ写真よりすぐり。

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次に海外に行けるのは何時になるかな。
ゆっくりと蓄えて、考えようと思います。

20170426-0503 プラハーヘルシンキ旅(7)ムーミン&ヘルシンキ散歩

▼2017/05/01~2 ヘルシンキ2~3日目 ~ ムーミン&ヘルシンキ散歩

お祭りの夜が明けたヘルシンキは静かなものでした。

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マーケットとかも開いてないかなぁ~?と一縷の望みをかけて色々周ってみたけれど。やっぱりお休み!笑
散歩の途中で色々と動物モチーフのものに出会いました。

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海の生き物の噴水、北欧デザインっぽいラッピングバス、亀の石ガード。
亀は、ダンジョンで遭遇したらにじり寄って来て包丁投げるやつだ。きっと。

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いやあ、昨日と違ってほんとにいい天気でした。
スオメンリンナ島は、ピクニック日和だろうなぁ~。

そろそろ歩きつかれたねー?この辺にムーミンカフェあるみたいだけど開いてるかなー?と行ってみたら、開いてた!やったー。

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日本人が大好きなムーミン
日本語で書かれたお土産もあったりしたけれどw(スーパーにも売ってる)
とても居心地のいい、雰囲気のいいカフェです。キッズコーナーも子どもがゆっくり遊べるようになってる。

トイレにもムーミン一家が沢山。
お店の方もとても親しく話してくださいました。いっぱい日本人来るんだろうな~。

その後もひたすらとテクテクと。
アート系のお店が沢山ある街のほうへも行ってみたけれど。悉くお休みだったw

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かもめ食堂もお休み!ですよねぇ~。

行きかう人々は、ピクニックに行く様子で。
IKEAの大きなバッグに食べ物や食器らしきものをつめていたりしました。
なんだろう。穏やかだけれど、そわそわしている感じで。
家族で春を喜ぶという意味が解った気がします。

いや~歩きました。そしてまたお腹が空きました!笑

ヘルシンキでもとても古いカフェ、というところが近かったので行ってみたら開いてたので、そこに入りました。

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友人はシナモンロールを求めていたのですが、当たりだったようですw
私もサーモンたっぷりのサンドイッチが食べられて満足!

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街で出会った素敵。紙のドールハウス。こっちの子はこんなので遊ぶのかな?
あと、カルフのポスター。看板に隠れるもっふもふのいっぬ。

とはいえ、歩き疲れましたなー。
ホテルに戻って少しゆっくりした後、夕ご飯に出かけました。
なにせ、ヘルシンキ最後の夜です。今夜こそ何か外で食べたい!!!!

ホテルの近所のレストランどっかやってないかしら~と思ったら、ラッキーなことにやってました。
今日もレストランは盛況。開いてるお店が少なくて現地の人も困るだろうね 笑

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Morrisson's

ピザにはビールだよね!と言うわけで、ビールビール!

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LUPIN KULTA
飲んだのはラガーだったと思う。

で、サラダとピザ1つずつ頼んだんですよ。

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海外のレストランの量を気にせずに頼んでしまいました。。。笑
運ばれてきた時に「・・・!?」って顔したのを、お店の人に笑われたw

でもね、すごく美味しかったのですよ!
ほぼほぼ食べられました。結構頑張ったけどw

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ホテルに戻って、ビール再び。
Sandels
ライトでのみやすかった。

あと、アップルサイダー。林檎ワインが有名らしいけど、ゲットできなかったからね。
ぴりぴりしておいしい、ハードシードルでした。

最終日、チップを置いてホテルを出ました。
プラハはチップの文化があるので、毎日置いていましたけど。
フィンランドはないんだよね。でも最後に。

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喜んでくれるといいなー。

最終日は、お買い物DAYです。
ホテルに荷物を預けて、トラムでこちらに向かいました。
そう、フィンランドといえば!!

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アラビアのアウトレット!
今回のお買い物で超楽しみにしてた場所。
日本でも買えるけど。。。折角だもの、1つは現地で買って帰りたいしねー。

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中は、ガラスとか釉薬のサンプルが並べてあったり。絵付けの過程があったり。
アウトレットはあまり多くなかったけれど、シリーズが一気に見られるのは楽しい!
ittalaのタイカの黒のカップ&ソーサーを買いました。

アラビア、イッタラの他にもフィンレイソンやペンテックも入っていたので、色々とお土産をゲット。
ただ、フィンレイソンは目的のものがなくて、ホテル近くの店舗へ梯子。
どーしても、日本国内では手に入りそうにないものがあったんですわ。

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Tom of Finlandとのコラボ。
さすがにシャワーカーテンは買わなかったけど 笑
ポーチあったら欲しかったんだけど、なかった・・・残念。

プレゼントしたい人がいたので、ちょっと奮発してこの柄のトートバッグをゲットしました。
うふふふふ。

Tom of Finlandは映画にもなっているのですよね。帰りのフィンエアでフィンランド語のものが配信されていたけれど、日本で配信は難しかろうな。。。。

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さて、ヘルシンキの旅も終わりが近づいてきました。
ホテル近くで最後にジェラートとコーヒーを。

コーヒーショップは、淹れ方を選べたり、焙煎器があったり、コーヒーができる過程がジオラマで展示してあったり。紙ナプキンのデザインが可愛かったり。
いちいちおしゃんだな、ヘルシンキ

ホテルで荷物を受け取って、空港へ向かいます。
そういえばヘルシンキ中央駅入ってなかった。

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キッス仮面はやっぱり謎のまま。。。笑
若干迷いつつ無事に空港行きのバスへ乗りました。

 

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別れを惜しむ空。この国の春はこれからなんだね。

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空港について、チェックインの時間まで軽くごはん。フォカッチャとビール。
呑んだのはこのビール
kukko 

で、ここでフィンランドでの心残りが出来たのです。
他の人が飲んでるビールで、目を見開いた。
このビアグラスめっちゃ欲しいいいいいいい。かわいいいい。

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カルフのビアグラス!!!
おそらく、ブルワーさんが店用に卸してるやつかな?
手に入れるにはノベルティ的な感じで手にいれるしかなさそう。マジぃーーーーー。

直営店とかで売ってないかな、工場とか。マジ欲しい~。
と言うわけで、情報お待ちしてます。マジで。マジで。

そして、とうとうチェックイン。
旅が終わります。

自動チェックイン、自動バゲッジ預け、自動イミグレーション。
うっひゃー合理的!と感動したことでした。

自動イミグレーションがなんか調子悪くてパスポート読んでくれなくて。手間取ってたら、おそらく韓国の人が「my friends? 」と声をかけてくれたよ。

機上でこの旅の最後のビール。
最初と同じカルフのA

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ただいまトーキョー

→ (8)へ続く

20170426-0503 プラハーヘルシンキ旅(6)スオメンリンナ島・ウスペンスキー大聖堂・ヘルシンキ大聖堂

▼2017/04/30 ヘルシンキ1日目 ~ スオメンリンナ島・ウスペンスキー大聖堂・ヘルシンキ大聖堂

ヘルシンキの駅で降りてホテルに向かいます。
・・・ハトのノリでかもめが飛んでる。

中央駅の彫像になぜかKISSの仮面(?)がかぶせられていた。
なんでだろー?

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ホテルにつきましたー。
ソコスヘルシンキ。系列のホテルが沢山あるみたい。

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ホテルのお部屋。赤が効いててかわいいw
スタイリッシュで、居心地のいい部屋でした。
シングルソファーでよく、連れが落ちてたw
お風呂の市松の床にテンションがあがーる。

一夜明けて、朝ごはん。
ここのビュッフェ、めっちゃテンションあがった!

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ついつい食べすぎちゃってたけどw
なんか、ディスプレイとかも可愛くて、楽しかった。

ごはんを食べて出発!
港へ向かいます。

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スカンジナビア~!

徒歩で港まで行って、切符を買ったんですが。
やっぱり切符買うのなれなくて大変w
まあ、日本国内でも知らない土地だと大変だから、そんなもんだよね。。。
無事に船に乗れました。

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ハーバーライトが朝日ぃーにかわーるぅううう♪

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ぽつぽつと見える島。低い岩盤の上にある家々。
・・・日本だと、見ない風景だよねぇ。。。家がある島はもっと高い場所にある。
不思議な光景だなぁと思いながら、風景を眺めていました。

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救命ボート。バイキングマーク。助かりそうw

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というわけで、目的地、スオメンリンナ要塞につきました。

スオメンリンナの要塞 - Wikipedia
対ロシアのために作られた、海防要塞。星型要塞の形をはっきり見ることができます。
観光客だけでなく、地元の人にも人気のスポットのようですが。天気悪くてめっちゃ寒い!早い時間でお店開いてないし、そもそもシーズンオフなので開けない場所も多いwwww

寒い寒いさむーいーーーーーーーーーー!と呟きつつ、要塞を見てまわりました。
とりあえず、覗ける穴は悉く覗いてみる。

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大砲の中も覗けました。ずっどーん!

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つがいの鳥さんや。教会。戦士達の碑。荒涼としたごつごつの要塞の址。
凍えながら歩いた先に、広がっていたのはこんな場所でした。

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バイキングの子孫たちも、ここで凍えながら祖国を守ろうと戦ったのでしょう。
・・・なんて、今だから言えるけど。当日は「くっそ寒い!早く暖かいところに行きたいぃいい」でした 笑
トイレがぬくかったよぉ。

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流石フィンランド。トイレがアラビアだぜ!!!!

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こういう風景を見ながら、少年がチャリで走っていく風景を想像していました。
映画の導入部分みたいな。絵になるよね。

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潜水艦。オンシーズンなら中が見られるんだって。

資料館が開く時間になったので、そこのカフェで一休みしました。
暖かいコーヒーが沁みた。。。
そこからも、姪&甥にハガキを出しました。
(結果、フィンランドのハガキのほうが先についたらしい 笑)

寒い寒い言ってたけど、フィンランドの本気はこんな感じらしい。

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無理だよぉおおおおおおお。
こんなんで寒い寒い言ってごめんなさいぃ~。

スオメンリンナ島からヘルシンキの港に戻ってみると、屋台がたっていました。

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色つきのテントの中なので、ランチの写真の色がおかしいけども。かもめに狙われるのでテント内じゃないと危ないw

サーモン超うまー!フライドフィッシュもおいしかった。

その後、港のすぐ近くにあるウスペンスキー大聖堂へ行きました。

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ウスペンスキー大聖堂(生神女就寝大聖堂 (ヘルシンキ) - Wikipedia
フィンランド正教会の聖堂。

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ぽっかーん、と暫し見つめました。
正教会の教会って初めて見たけれど。。。ビザンチン調の本格的な装飾ってこんな感じなんだー。と。
なんだこれ。。。すげぇ。。。

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壁や柱の模様を見ていて飽きないなぁ。。。とじっくりと見ました。

その後、ヘルシンキ大聖堂へ向かいました。
ヘルシンキ大聖堂 - Wikipedia

 

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フィンランド福音ルター派教会の教会。(・・・キリスト教も色々あるねー)
この教会、とにかくスケールが大きくて、内装がiPhoneでは綺麗に撮影できない 笑

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シャンデリアどーん!

大聖堂の前で写真とってたら、教会前広場のアレクサンドルⅡ世の銅像の上にちょうどかもめが。

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お店をひやかしたりしつつ、次へ。
なんか、デザインが有名な本屋さんへ。
導線が見やすくなっているのだとか。
むしろ、導線よりは置いてある本に興味深々でした。

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昔の装丁復刻版の本に大興奮 笑 東方見聞録とかドラキュラとかね。読んだことはないんだけれど 笑
あと、ハリーポッターの装丁がお国柄がありますね。
あと、歴史のコーナー。その国の歴史は、戦いの歴史だよね。

その後、デザインミュージアムへ行ったのですが、展示換え?の時期なのか閉まってた。

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近代的なデザインの教会とかにも行ってみたけど、閉まってた(?)っぽい。うーん?
スーパーに寄ったりして、お菓子を買ったり、お土産を買ったり。

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フィンランドビールの山!と、謎のお寿司関係グッズ、そしてガチホモコーヒー 笑

それでですね。夕方から街がどんどん騒がしくなっていっていたのです。
制帽のような帽子とツナギを来て、歩きながらお酒を飲んでいる人がたくさん。

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なんじゃこれ!?とって調べてみたら、メーデーは「ヴァップ」とゆー春の到来を祝うお祭りなんだそーで。
前日から、街に繰り出して呑むんだそーで。この公園のハービス・アマンダ像周辺に人が集まるんだそうな。
帽子は高校を卒業するときに被る学帽の模様。

・・・そして、問題は夕方からお店が閉まる。ということ 笑 メーデー当日も、観光地はほぼ休み。マジでぇ~?笑
もしかして、美術館も教会もこれが影響してんのか!?

試しに、レストランをちょっと探してみたけれど。開いてるお店は人がいっぱい!
歩き疲れてもいたので、早々にスーパーでご飯を調達することに。

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ハンバーガーショップを見つけて、そこでラップサンドを買いました。
スーパーも併設されてたので、そこでお酒とサラダを購入。
サラダバーの仕組みがよくわかんなくて、いろんな人に助けてもらった。

ビールは、飛行機でも飲んだカルフのTUMMA I。今回の旅ではこのビールが一番好みだった!
あと、フィンランドのカクテル。クールドリンク。ジンベースでライムとかグレープフルーツをあわせてあるものをそう呼ぶみたいです。
日本のチューハイみたいなもんなんでしょーね。ライトでおいしかった。

→ (7)へ続く

20170426-0503 プラハーヘルシンキ旅(5)建築、レトロ展、ミュシャ美術館

▼2017/04/29 プラハ4日目 ~ 建築、レトロ展、ミュシャ美術館

あっという間にプラハ最終日。
パッキングしながら、寂しい~と思っていました。

最終日は、建築&ミュージアムめぐり。
まずは、ダンシングハウスを見に行きました。

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不思議な建物。ぐんにゃり。歪。そして不揃いな窓の配置。
建ったとき、プラハの人々も賛否両論だったそう。
歴史の長い、百塔の街に建つ、アヴァンギャルドな存在。
おもしろいよね。

しっかし、いいお天気!

パノラマ撮ったら、家族連れを写しちゃった。ごめんね! 笑

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鉄橋だ~!

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そのままテクテクと歩いて、キュビズムの家を見ました。

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この門見てくださいな。。。影がなんとも。

土曜日だったので、川辺にマーケットが立っていました

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漫画みたいなパンとソーセージ。
よいお天気なので、人出も沢山。
気持ちよさそう歌う黒人女性のボーカルも聞けました。

そして、次は国立博物館へ。
若干迷った!

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プラハ中央駅の線路。

国立博物館で見たかったのはレトロ展。

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共産圏時代のデザイン・文化が今に繋がっている。という展示でした。

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シノワ、ジャポニズム、色々なオリエンタリズム

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生地を触れるコーナーなんかもありました。会期の後ろのほうだったので、結構ぼろぼろだったけど(笑)
ファッションが好きなので、こういうものは新旧楽しく見るのですが。
現代のほうが洗練されてる感じがするのは、そういう文化で育ったからでしょうか。

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共産圏時代のセクシー表現もたくさん。

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見終わった後外に出ると、入るときにはなかった車が展示してありました。
展示物。。。なんだと思うけど荷物も載ってて、現役なんだ!?と驚いた。

その後、ミュシャ美術館へ行く途中で、プラハの中央郵便局に寄って絵葉書を出しました。

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今回の旅の目標の一つ。姪っ子と甥っ子に葉書を出したかったんです。
エアメイルって嬉しいじゃん?(笑)
どうやって出して良いかわかんなくてうろうろしていたら。窓口の人が助けてくれた。

そして、ミュシャ美術館へ到着。

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リトグラフのほか、ヴィート大聖堂のステンドグラスの下絵があったり。
あと、油彩の「星」が見られたのがよかったなあ。あの絵とても好き。

ここで見つけた、日本語のミュシャの本が装丁も中身もとても良くて。
帰国してから買いました。スラヴ叙事詩の予習に最適でした。

アルフォンス・ミュシャの世界 -2つのおとぎの国への旅- Amazon


余談ですけれど、東京のミュシャ展も見ました。
スラヴ叙事詩 20枚。あんな巨大な油彩をよく極東の島国へ貸してくれたものです。
本当に美しく、そして汎スラヴ思想を表現したミュシャの祖国や民族への思いに、震えました。
現物を見ることができて本当によかった。
・・・また、プラハに行けたら現地で見たいなあ。(フラグ)

食事とお土産を買い、プラハ中央駅へ。
途中で、こんな建物を発見。
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その後、プラハ中央駅のビアパブでご飯を食べました。
チェコビールのKRUSOVICEの直営の店っぽい。

そこで、とても素敵な出会いがありました。
席がなくて、うろうろとしていたら子供連れの美女が「相席しましょ!」と助けてくれたのです。
2人のお嬢さんもとてもかわいくて。バービーを脱がせて遊んでた 笑
メニューが全チェコ語で困っていたら、またまた「私でよければ助けるよ!」と声をかけてくれました。
そんなこんなでおいしいご飯とビールにありつけました。

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結局なんか、グラーシュばっかり食べてた気がする。気に入ったんだろうね 笑

美女には何かお礼がしたくて、ノートを切って鶴を折りました。
(千代紙は、ホテルに預けた荷物の中だったんだよ・・・俺のばかー)
凄く喜んでくれて、インスタにアップしてた 笑
チェコ発のインスタのどこかに私の折鶴がアップされていると思うと嬉しいなー。
にこにこでお別れをしました。いい思い出をいただけて嬉しかった。

その後、駅ナカのマヌファクトゥーラと本屋さんでちょっとお土産を買ってホテルへ。
いよいよ、プラハともお別れが近づいてきました。

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ホテルともさよーなら。
Wifi通じなかったり、ブレーカー飛んだり(!)したけど、概ね快適でした。

地下鉄とバスを乗り継いで、空港へ。無事チェックイン。

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最後のビール!とピルスナーウルケルの直営店でハーフ&ハーフとプレッツェルをいただいたけど。
空港のビールは、お高かった。。。市内の倍くらいする。ええええええええ。

手荷物検査を抜けて、ちょっとお土産を買い足したりして。。。さて、搭乗かー。プラハともお別れかー。。。と思っていたら、出発ゲートに時刻が表示されていない。
Why?と思ったら、なんと、2時間遅延している・・・!? ぬおお!!
到着したらヘルシンキの空港バス動いてないんじゃないかと焦りましたが、大丈夫でした。よかったー。

2時間後、無事にフライト。ヘルシンキ ヴァンター空港へ。
フィンエアーのバスでヘルシンキ中央駅へ向かいました。
・・・なんか、寒いんだけど!?

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・・・積もってますね。北欧だったなーここ、寒さ大丈夫かなー?

というわけでプラハ編おしまい。
次はヘルシンキ編です。

→ (6)へ続く

20170426-0503 プラハーヘルシンキ旅(4)クトナー・ホラ歴史地区

▼2017/04/28 プラハ3日目 ~ クトナー・ホラ歴史地区

3日目はちょっと遠出。世界遺産 クトナー・ホラ歴史地区へ。

クトナー・ホラの聖バルボラ教会のある歴史地区とセドレツの聖母マリア大聖堂 - Wikipedia

14~15世紀には銀の採掘と銀貨鋳造によって繁栄した街です。
往時は、プラハをしのぐ!と言われた都市だそうな。

ちょっとお天気が悪くて、時折雨がパラつく中。プラハ中央駅から列車に乗ります。

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んが!この切符を買うのが一苦労 笑
訳わかんねぇよおおおおお。
と、2人であーでもない。こーでもないと探しつつ、なんとか切符が買えました。

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切符は往復&2人分まとまってる、ちょっと割引されてるっぽい。
ブルノ行きへ乗りました。社内はわりと、コンパートメントになっていて予約があるものは指定になるみたい。
なので席数が少ないのよな。コンパートメントの間にある、臨時席(日本の電車にもある、簡易的なやつ)みたいなところに座りました。ずっと窓にかぶりつきでそこも楽しい。

50分くらい乗ったかな?クトナーホラ駅へ到着。

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地方駅らしく、こじんまり。

徒歩で、まずは聖マリア大聖堂へ。

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ゴツいゴシック教会ばかりを見ていたので、ちょっとアットホームに見えるね。

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中もシンプルで華美な装飾はありませんが、そのせいか建物の曲線がとても美しくて優美でうっとりと見てしまいました。

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天井画。まるで万華鏡のような。

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階段も本当に美しくて。

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下から上を臨む。貝の渦巻き的な。

2Fにもあがることができました。

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キリスト像を背後から見るのも中々珍しい。対面にはパイプオルガンがありました。

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屋根裏的なところを通って、正面玄関側のバルコニーに出られます。わくわくするね!

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あがったのはここのバルコニーでした。

再び1階に戻り、見学を続けます。
特に印象に残ったのがここ。

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未婚女性のための礼拝堂。ってことでいいのかな。

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イエス・キリストが祈りをささげている像が教会内にあるものは初めて見たかも。

聖マリア大聖堂を後にして、全聖人教会の納骨堂へ。

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正面はこっちかな?

セドレツ納骨堂 - Wikipedia

全聖人教会の地下にある納骨堂。いわゆる、骸骨教会です。

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入り口の前の道にいたガイコッツ。めっちゃ踏まれてる。(当り前だけど)

この後、人骨の写真が続きます。苦手な方はスルーしてくださいね。
でも、禍々しくはまったくないです。むしろ昇華されているというか、圧倒されます。






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今回の旅では、教会でちょこちょこ蝋燭を買ってともしました。





ただ、スゲェーとしか言葉が出ませんでした。
骨で作られた紋章の前で、外国人(いや、私も外人なんだけど)の観光客の人と目があって、お互い「すごいっすねー」って顔で会釈をしあいました。

その後、聖バルボラ教会へ向かったのですが。
今回最長の徒歩の道!30~40分くらい、時折小雨の降る中をテクテクとお散歩。

旧市街についたっぽい。

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パラツキー広場のお店でサンドイッチとコーヒーでお昼とトイレ休憩して。再びテクテク。
石畳の坂を登って、みえてきましたー。

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こちらも、特徴的なごつごつとんがりと弧を描く梁。

そして、聖堂内へ。

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ステンドグラスの半分は動画をとってみました。


この教会、ほんとーに素晴らしかったです。
好みなのかなー、なんていえばいいか解らないんだけれど。
古い白い壁、黒い祭壇、それぞれステンドグラスも違ってるんですが。その色がとても深みがあって。
天候のせいもあったのかもしれませんけれど。

あとね、なんか地元の人に愛されてる感じがすごくするのです。
世界遺産だし、もちろん観光地で色々と投資もされているんでしょうけれど。
丹精されたこじんまりとした庭とか。
天井の家の紋章がべたべた貼られてるみたいな描かれ方なんかも。千社札みたいで。

来て良かった、歩いた甲斐があったと心底感じました。

その後、再び徒歩でクトナーホラの駅まで。
トイレまでロングロードだったり、電車までの時間がタイトだったりで結構大変な道のりになっちゃいました 笑

再びプラハ中央駅まで戻ってきて、駅で一息。

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中央駅も中はこんな感じ。

そして、カフェでなんとなくビールを頼んだんですが。
でてきたのがコレで、なんとなく屈辱感。。。!

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・・・と思ったら!バドワイザーチェコ発祥とのこと。なんと!

バドワイザー - Wikipedia

US vs チェコで世界各国で商標係争中!笑
というわけで、これは「ブドヴァイゼル・ブドヴァル」と呼ぶべきですねw
中身は、かるぅーいラガービールです。はい。

まったりと疲れを癒して、駅内の靴屋さんに突入。
ええ、大足なので海外にくると、靴屋を覗いてしまうのです。
行く前にちょっと覗いていた靴屋さんで、色々と探して1足パンプスを買いました。
本革で1299コルナ= 6800円 くらい。安い。
・・・やっぱりもう1足買ってくればよかったか。。。

この日の夕飯は、中央駅近くのレストランで。

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Restaurace U Stare Posty (Google マップ

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グラーシュ的な煮込みとポテトパンケーキ
ビールは、チェコビールの王道 PilsnerUrquellです。
ここのごはんが一番プラハでは美味しかった!
このお店にはまた来よう~。(フラグ)

こうして、クトナー・ホラ観光の1日は暮れていったのでした。

→ (5)へ続く